ぢぃぢとばぁばと柴犬蘭子の物語


by heikuro08
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始めまして、蘭子です。

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私は柴犬蘭子、血統書の正式名は“貴華の蘭子号”と言います。
平成20年3月12日生まれ、今日で40日になる生まれたてのほやほや。
生まれたのは三重県菰野町の県民の森に近い、あるブリーダーのところ。
このブリーダー、天然記念物である私たち柴犬族の優秀種を育てようと、熱心なのだ。

今日は、育ての親になる夫婦がやって来る日。
親子の初顔合わせと言うところだが、一目見てちょっと不安になった。
と言うのは、歳をとり過ぎているようなのだ。
私たち柴犬は、長いと15年くらい生きる。
この夫婦、特に旦那のほうは、もう70歳に近く足もよたよたしているようだ。
奥さんのほうは、しゃきしゃきしていて、まあまあ大丈夫だろう。
旦那と一緒に棺桶に入るのも悪くは無いかと、腹を括った。
と言うのもこの夫婦、私を見ると、もうめっちゃメロメロで、孫が出来たような喜びようなのだ。
こんなに喜んでもらえるのなら柴犬冥利に尽きると、私も心を決めた次第。

私は4人兄弟姉妹、姉と兄は先に引き取られて、私は3番目。
お母さんに別れを告げたときはさすがに悲しかったが、新しい人生にわくわくしてすぐに忘れてしまった。
初めての車に乗り、1時間半かかって、これからの長の住まいになる我が家へ着いた頃は、乗り物酔いでぐったりしてしまった。
1時間ほどサークルの中で休憩、少しは気分が良くなった頃、今日の食事が出た。
なにしろ今日は車に乗るので、朝から飲まず食わずだった。
腹ペコなのですっかり平らげて、また横になったら寝てしまった。
夜中に目が覚めるとあたりは真っ暗、お母さんも兄さんもいない。
寂しくなってクウクウ泣いていたら、ばあばが目を覚まして、覗きに来てくれた。
少しなでなでしてもらったら、気持ちが良くなって大きく脱糞、ばあばはすぐに敷物の新聞紙を取り替えてくれた。

ここの夫婦は、私の前では自分たちの事をぢいぢ、ばあばと呼んでいる。
だから、私もこれからはぢいぢ、ばあばと呼ぶことにする。

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by heikuro08 | 2008-04-22 08:49 | 柴犬蘭子の一言